宮脇咲良

2018年3月12日の投稿とメンバーへのコメント

宮脇咲良   +2191 297


2018.3.11

東日本大震災から7年経ちました。


7年前、私はアイドルではなく、鹿児島にいる中学二年生でした。

被災地支援といっても、鹿児島から13歳の女の子が行っても何が出来る訳でもなく、出来る事といえば募金活動でした。

その年に私は48Gに入りました。

48Gは、毎月復興支援ライブを被災地で行っていて、私も呼ばれる時が来ました。


凄く不安でした。


お披露目から数ヶ月しか経っていない、素人同然の私が、被災地に行って何が出来るのだろう。と。


でも、行って感じた事が沢山沢山ありました。


私と同じ年の男の子が津波で流され、お母さんがぜひ線香を。と言ってくださいました。

同い年の男の子が、震災で命を奪われた。

私は、頭では理解しようと思っていましたが、どうしても心が理解を拒みました。

やりたい事がいっぱいあっただろう。
まだまだ知らない事がいっぱいあっただろう。
お母さん達はその子の未来を夢見ていただろう。

考えれば考えるほど、苦しくて辛かったです。


震災とはそういう事なんだ。と、その場でやっと感じました。

昨日まであった日常が、プツンと切れて、戻ってきた頃には何も無くなっている。

当たり前が当たり前じゃ無くなっている。

鹿児島から、テレビを通して見ていた被災地と、実際に行き感じた被災地は全くの別物でした。



私一人に出来ることは、本当にとても僅かです。
でも、小さな事でも、積もっていけばいずれ大きな事になる。

一人でも多くの方々笑顔で居てくれるよう、これからも復興支援活動を続けて行きたいと思います。


被災地の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。