湯浅洋

2013年1月16日の投稿とメンバーへのコメント

湯浅洋   +3600 500

卒業発表。

本日、SKE48のメンバー9名(桑原みずき、高田志織、平松可奈子、矢神久美、赤枝里々奈、小木曽汐莉、上野圭澄、原望奈美、小林絵未梨)の卒業を公演終了後に、ファンの皆様の前で発表せていただきました。

このメンバー達からそれぞれ相談を受けたのは、昨年の夏くらいからです。
各々やりたい事があり、しかしSKE48の活動も続けたい、という気持ちの中で
葛藤があったと思います。夜遅くまで話し、時には泣いたり、色々な事を話しました。私はメンバーのご両親よりも年が上な事もりますが、なんか、家族の話し合いの様でした。この活動はご家族の支えがあり成り立っている部分もかなりありますが、活動内容に関してはご両親に話しても理解しにくい部分も多々あります。本当に父親の感覚でした。このメンバーにはこうしてあげたい、
またこのメンバーにはこの様な活動を望んでいるので期待に応えたいと思いました。しかし、全てのメンバーが望んでいる事が出来る簡単な世界でもありません。応援して下さるファンの皆様の期待にも応えたい、選抜メンバーに選ばれたい、舞台をやりたい、役者さんになりたい、声優さんになりたい、大学にも行きたい、海外留学したい、若い彼女らには沢山の夢があります。
しかし、最終的にメンバーの気持ちは、SKE48に入れて、活動出来て幸せだった事は間違いありません、今でも、公演や活動する事は大好きです、という言葉
を皆、言ってくれる事は嬉しかったです。
毎日のように多くのメンバーと接していると、各々考えていることの違いがある事が良くわかります。グーループとして活動する時はそれが一つになります。
それがまた、近くにいると素晴らしいモノに見えます。いつも真剣に取り組んでいます。桑原が紅白出演が終わった直後の楽屋で、湯浅さん覚えてますか?
劇場公演の初日(2008年10月)が終わった後のミーティングで、湯浅さんが、
「いつかはSKE48として紅白歌合戦に出演させてもらおう」って言ったの。
遂に実現しましたね。桑原は泣いていました。他のメンバーも一様に感動し、興奮していました。私はSKE48のメンバー達のパワーで紅白に連れて行って貰いました。もちろん、その時にこれだけ沢山の応援をくださったファンの皆様には感謝しきれないねと、語り合いました。ここまで、オリコンで1位を取らせていただいた事、初めて、名古屋のボトムラインでの外コンサート、新しい劇場がオープンした事、道はここで分岐します。これからもSKE48で活動して行くメンバー、今回卒業を決めたメンバー、それぞれの道には別れてしまいますが、それぞれがまだ夢の途中であります。私は出来る限りそれぞれの道に進むメンバー達の今後を見届けたいと思います。そして残ってこれからもSKE48をひっぱり続けてくれるメンバー達の今後の頑張りにも期待します。
SKE48を最初から見させていただいている私にとっても、今回の発表は応援頂いているファンの皆様の気持ちを考えると辛かったです。今日の発表前にメンバー皆から、「湯浅さんが一番緊張しているじゃない」「湯浅さんはいつも通り居て欲しい」と言われ精一杯の発表を私なりさせて頂きました。
卒業するその日まで、卒業メンバーへのご声援を宜しくお願い致します。
最後になりましたが、今回の卒業メンバーの気持ちを書いて頂いた、秋元先生に心より感謝致します。

これからも、SKE48への応援を宜しくお願い致します。


SKE48劇場支配人 湯浅洋


各メンバーコメント

■桑原みずき
「私、桑原みずきはSKE48を卒業します。いつかは夢を叶えるためにここを出ようと、一期生としてSKE48と共に走り続けてきました。そして、胸を張って、自信を持って飛び立てるという時期が「今」でした。この約5年間で味わったいい経験も辛い経験も、さらなるステップアップの糧にします。今までありがとうございました。楽しかったです!」

■高田志織
「高田志織は、SKE48を卒業します。SKE48では、数えきれないくらい貴重な経験をさせてもらいました。いくつになっても全部絶対に忘れる事の出来ない事ばかりです。SKE48に入って、自分も知らなかった新しい自分に出会う事が出来ました。私は、これから叶えたい夢に向かって、本気でぶつかっていきます。そして、残りのSKE48メンバーでいられる時間、一期生として最後まで全力で活動します。皆さん、応援して下さると嬉しいです。」

●平松可奈子
「私、平松可奈子はSKE48を卒業します。一期生として研究生からスタートして、昇格や選抜、怪我など嬉しい事や悲しい事悔しい事・・・たくさんの経験をさせてもらいました。骨折をして5年目を迎えて自分の将来について考えたときに卒業しようと決意しました。アイドルとしての夢は終わりますが、平松可奈子としての夢はまだまだ続きます!たくさんの愛情をありがとうございました。残りわずかですが、今度は私から皆さんにたくさんのありがとうを届けたいです!最後まで応援よろしくおねがいします。」

■矢神久美
「改めまして私、矢神久美は11月1日にも発表をしましたがSKE48を卒業することをお知らせします。私は芸能活動の他にもいろんな世界を見てみたい、経験したいと思い卒業を決めました。自分がもっと成長できるように、大人になれるように自分を磨くために決意したことです。今までの経験も生かし、けっして今まで経験したことは無駄にしないようにこれからも頑張っていきたいと思います。」

■赤枝里々奈
「私、赤枝里々奈はSKE48を卒業します。中学一年生で入った私ももうすぐ高校二年生です。最近、自分の将来についてよく考えるようになりました。たくさん考えて卒業としようと決めました。四年間、辛かった事、楽しかった事、嬉しかった事、たくさんありました!悔いはありません!残りの時間で皆さんにたくさんの笑顔をお届けしたいです!最後まで応援よろしくお願いします!」

■小木曽汐莉
「私、小木曽汐莉はSKE48を卒業します。20歳という大きな節目に立った今、もっともっと視野を広げたいと思い卒業を決意しました。SKE48として過ごした時間は今思えばあっという間でしたがとても濃く、そしてその中にたくさんの大切な出会いがありました。今まで私を支えつづけてくださった方々へ感謝の気持ちを込め、卒業までのSKE48として過ごす時間を大切に、そして楽しんでいけたらと思います。」

■上野圭澄
「私、上野圭澄はSKE48を卒業します。中学三年生のときに第三期生としてSKE48の一員になり、気付けば高校三年生。進学したいという気持ちをずっと持っていました。私は学業に専念することを決めました。SKE48に入ってたくさん学ぶことがありました。得るものもあれば失うものもある。ダンスが苦手で感情表現も苦手、そんな私を支えて下さった皆さん、本当にありがとうございます!」

■原望奈美
「私、原望奈美はSKE48を卒業します。4期生としてスタートした14歳の私は、今17歳へと成長して、チーム昇格や選抜、舞台など年を重ねながら数えきれない程の経験をさせてもらいました。だからこの沢山の経験を次へ繋げるために、今自分の持つ大きな夢を叶えるために、私はSKE48を卒業することに決めました。ここで過ごした時間、みなさんとの思い出、大好きなメンバーのこと、そして私を成長させてくれたSKE48のことはずっと忘れません。残りの時間も最後まで原望奈美への応援をよろしくお願いします。」

■小林絵未梨
「私、小林絵未梨はSKE48を卒業します。去年の2月に父親の死と向き合ってから、自分の将来について色々と考えて卒業を決めました。今までSKE48のメンバーとして活動してきて楽しいこと、嬉しいことがたくさんあった分、苦しくて辛いこともたくさんありました。それも全部含めてSKE48の一員としていられたことは私にとって一生の誇りです。SKE48で学んだことをこれからの人生に活かしていこうと思います。みなさんと過ごせる卒業するまでの間最後まで応援よろしくお願いします。」

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