このドキュメンタリー放送後
自分の中に
良い変化が起きました 、
新しい発見が たくさんありました 。
自分のことを
想ってくれてるひとたちが
たくさんいてくれるということに
気付けたこと 、
共感してくれるひと
理解してくれるひとが
自分の考えていた以上に
いるということ 、
わたしなんかが
生きてるだけで
笑顔になってくれるひとがいること 、
全てを話して良かったと
心から思いました …
竹中さんが
私の気持ちを理解し
上手く伝えてくださり
本当に感謝しています 。。。
きっと今後も
自分自身を受け入れられないと思うし
皆さんにどれだけ励まされても
なかなか
自信を持つことは
簡単には出来ないと思います … ごめんなさい
ただ
私は皆さんの愛に
とてもとても救われているし
私も皆さんの力になりたいです 。
私がこの活動を
頑張ることによって
誰かのためになれるのなら
それが私の役割 、本望です 。
<編集後記> ※長文です
AKB48裏ストーリー
岡田奈々さんドキュメンタリー完全版
放送終わりました。
※明日の深夜など再放送あります
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/v2491/実は先週末撮影した最後のインタビュー後、
今回のドキュメンタリー番組の構成を全部
イチからやり直りました。最後の取材での
奈々さんのコメントが一番本音だったからです。
(黒のパーカーのやつ)
実は今回、初めて取材途中で
ある壁にぶつかりました。
「この番組を放送していいのか?」
取材をしていく中で奈々さんの苦悩、
これまで隠してきた葛藤を知り、
これらの事実を公開することが
奈々さんにとって幸せなことなのか?
それがわからなくなったからです。
奈々さん本人は、
「全部自分の想いを伝えたい」と
言ってはいるものの、奈々さんに
マイナスな影響が出る危険性も
感じていました。
そしてさらに、
取材終盤にあることに気づきました。
奈々さんが卒業を考えていることを。
未来についての質問や、後輩メンバーが
奈々さんの前で今後について語っている時、
とても切ない表情をしていたからです。
AKB48裏ストーリーは
多くのメンバーがいる48グループの中で、
取材対象者本人はもちろん、
一人一人のメンバーがいろんな想いを持って
頑張っていることを伝えたくて始めました。
つまり、メンバーの今後の活躍を応援するため。
だから、今回のドキュメンタリーで
奈々さんのリアルを描くことに
葛藤してしまいました。
最終的にどう描くべきか?
ご本人、関係者、ご家族とお話させて頂き
いまの奈々さんの葛藤をそのまま
描くことにしました。
ドキュメンタリーとしては今回の
エンディングはあいまいかもしれませんが、
これが奈々さんの心境だと思ったからです。
最後のインタビューを撮る少し前、ご本人に・・・
“あなたのようなメンバーは
48グループと仕事をさせて頂く者として
本当にありがたい存在で、今後もご一緒したい”
“奈々さんの葛藤を知った今、「辞めないで欲しい」と
言う事は絶対にできない”
という自分の矛盾した想いは正直に伝えました。
奈々さんに対し、どんなに彼女の良さを伝えても
自信がなさすぎて受けいれてくれないと思ったので、
自分はこう捉えている、という話をしたのです。
その時のリアクションを見て、思ったのです。
奈々さんが周囲に与えているプラスの部分を
本人に知ってもらおうと。
そこでお兄様に急遽取材させて頂きました。
取材期間中、何度もお兄さんの話を奈々さんから
聞いていて、大切な存在だと感じていたからです。
お兄さん、優しくて妹想いな素敵な方でした。
カメラがまわっていない時もずっと
奈々さんの話をしていました・・・
このような経緯で今回のドキュメンタリーを
構成した感じです。
今日、握手会が終わりそうなタイミングで
幕張に行ってきました。
僕らなりに奈々さんの想いをなるべく
くみ取ってナレーションなどの言葉を
考えましたが、本人ではない以上
どうしても事実と解釈が違う点が
出てきてしまうからです。
本人とお話したら相違点はほとんど
なかったようで一安心・・・
ちなみに今日の握手会、奈々さんの
ソロレーンにたくさんの人が並んでいた
とスタッフさんに聞きました。
あたたかいメッセージをたくさんもらったと
ご本人から聞いてほっとしました。
今回のドキュメンタリー、変な受け取り方を
してしまう方がいるのではないか?
とちょっと心配していたからです。
余計な心配でしたね。
奈々さんファンのみなさん、
本当にありがとうございます。
これは僕の勝手な予想ですが・・・
奈々さんのここがいい、
今後どうして欲しい、というより
みなさんにとって奈々さんが
どういう存在かを伝えると
本人にとって支えになると思います。
ほめてもほめても一切効果がない方なので。
(取材中、何度ブスという言葉を聞いたことか)
これから先、
奈々さんがどういう道を選ぶかはわかりません。
どんな選択をしてもいいと思っています。
ただ・・・
このドキュメンタリーを通して奈々さんが
AKB48にとってどれだけ大事な存在か、
本当に痛感しました。
リハから120%やることは非効率、
と本人は言っていましたが・・・
その姿を見ると僕らのような外部スタッフが
めちゃくちゃうれしいこと、
その姿が後輩にいい影響を与えていること、
ご本人にはぜひ知って欲しいですね。
ということで、奈々さんのことを
一言でいうと・・・
高橋朱里さんのこのコメントに尽きます。
奈々さんが自分のことをちょっとでも
好きになれる未来が来ること、願っています。
最後に、今回取材に協力して頂いた
奈々さん、ご家族のみなさん、
メンバーのみなさん、スタッフのみなさん、
ファンのみなさんに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!