「おはよう」にはまだ早い時間でしょうか。
SKE48担当森本です。
AKB新聞2月号発売まで、あと5日。
社内にソチ五輪を伝えるテレビ中継の実況と、
先輩記者のいびきが響きわたる中、
絶賛ゲラチェック中です。
今月号は写真が本当に素晴らしいです。
大島優子さん、小嶋真子さん、峯岸みなみさんの
巻頭対談、SKE48ナゴヤドーム、
そして毎月おなじみのベストショット。
どれも躍動感、情感にあふれる「作品」。
カメラマンの技術と、愛が感じられる写真の数々です。
取材記者をしていると痛感することがあるのですが、
どれだけ取材をして、エピソード満載の記事を書いても、
たった1枚の写真に完敗することがあります。
それが写真の威力であり、魅力なんですね。
そんな私も、AKB新聞のベストショットを飾る写真を
撮ったことが1度だけあります。
昨年3月、HKT48の握手会で、
田島芽瑠さんが突然、イベント中に泣き出したのです。
翌日の新聞各紙では、指原莉乃さんが涙ぐんだことが
クローズアップされました。
田島さんの涙を伝えたのは、AKB新聞だけでした。
公演デビュー間もない2期生が、デビュー曲でセンターに大抜擢。
重圧を感じるのは当然でしょう。
そんな事情が分かるから、この写真を強くプッシュしました。
頭をなでる松岡菜摘さんら、慰めるメンバーの姿もほほえましく、
メンバーの距離感も手に取るように分かる場面でした。
そんな田島さんも、次のシングルで3作連続センター。
後輩の3期生も入ってきて、もう立派なお姉さんです。
この写真を見た田島さん、関係者を通じてこう言っていたそうです。
「泣いている姿を見られるのは恥ずかしい。でも、こんなに大きく使ってもらってうれしいです」
彼女はこの日の涙を忘れることはないでしょう。
つらいことがあったら、この日の涙を思い出し、
その重圧を乗り超えた自分の強さを信じてほしいですね。
そんなこんなで、もう4時ですね。
本日の取材先はちょっと遠いため、間もなく出発です。
では、みなさんにとっていい日曜日になりますよう。。。