『目を瞑れば、明るくて素敵な世界に行けたのに』
ある組織に誘拐され
行き着いた先はとある研究所、
選ばれてしまったた者たちがこの研究所に送られプログラムされたミッションにクリアしなければ、元の世界には変えられないという。
橋を途中で切られても最後まで渡れるか?
消防車に振り落とされずに目的地までたどり着けるか?
後ろから突進してくる動物達にビクともせずに歩けるか?
私たちは見事クリアし、
待機所で次の最終決戦ミッションの準備をしていた。
最終決戦は魔物との戦い、
死亡者が出る可能性ががあると噂されている、
一体、その魔物はどのような見た目なのか、
最終決戦に向けて、腹ごしらえをする。
炊きたてのごはんの上で焼きたての豚肉が寝ている、まだ掛け布団の甘辛いタレがかかる前にお皿ごと貰った、
「また、お皿は返しにきます。」
何かがベーコンで巻かれている、
後で、ガブッと食べて中身を見よう、
食べてみなくちゃわからない、楽しみができた。
次は何?
これはなんだ?
しゅうまいが、パイに焼かれている?
創作料理ですか、サクサクのしゅうまい
合うのかな?
研究所が用意した料理だ
豚丼の上にベーコン巻きとパイしゅうまいをたっくさんのせて、
バスに乗り込んだ
このバスは最終決戦に向かうバス
ここまでをクリアできた者たちを乗せたバスが出発した。
、、、
と、ここで目を開いてしまった
いつもと変わらない天井
鳴り止まない音
いつもと同じにおい
支給された料理たちはどんな味なだったのだろう?
ベーコン巻きの中身は?
魔物の見た目は?
もうあの世界には戻れないからわからない、、、
あれはなんだったのか。
2016年3月21日の投稿とメンバーへのコメント