本日、(日付けが変わってしまい昨日)9月12日に13歳の誕生日を迎えた田中美久の生誕祭を行いました。
実は、矢吹よりも誕生日の遅い田中美久は、HKT48の最年少。
“HKT48"九州7県ツアー〜可愛い子には旅をさせよ〜、熊本公演の前夜のことを話したい。
HKT48では当時、メンバー内でインフルエンザがまん延していた。
代わる代わるメンバーがダウン。
田中美久もその一人となった。
今回、ツアーの目玉の一つ。
出身地のメンバーをフューチャーする企画があった。
各地への恩返しの意味もあり・・・。
当然、熊本出身の田中美久にもその場面を用意していた。
やっと念願叶っての熊本出身者。HKT48に加入し、期待も大だった。
そんな矢先だった。
我々スタッフはやむなく田中美久の出演の変更を覚悟していた。
医師からは完治。
本人次第で出演の了解は得ていたが、昨日まで高熱が続き、体力的にもかなりの消耗をしているであろう小さな身体の12歳。
本人へ、最終的な出演可否を確認に自宅を訪ねた。
アパートの部屋の奥から飾りもせずにパジャマ姿で現れた。
開口一番、強い目力で『出演をさせてほしい!』と訴えてきた。
まさにこの瞬間、50歳近い私と、12歳の田中美久に年齢差はなく、対等にプロとしての会話が成り立った。
私も、数多くの会話をそこでした覚えは無い。
すぐに看病でそばに付き添っておられた田中美久の祖母とも確認をし、最終的に御両親の了解も得て出演を決めた。
翌日、ご存知の通り、地元の大声援を受けて「♪シンクロときめき」を歌い出演を果たしている。
当然、病み上がりとは関係なく、完成度の低いまだまだのパフォーマンスではあったが・・・”グッと”くるものがあった。
アーティスト写真を撮る際も、決して妥協は許さない。
カメラマンと積極的に話し、それを探求するその姿にプロ意識を垣間見る。
この原石を上手に輝かせたい。
誰にもそう思わせる能力を生まれながらに兼ね備えている。
そう感じる。
田中、おめでとう!!
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阿部マリア +15 みくりん(T_T)💙💙💙💙